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分子量に単位は要りません ~ダルトンDa編〜

何となく使っている単位。

 

単位って何だろう?

って疑問に思ったことがある人もいれば、

 

単位…ふーん or 興味なし

って特に気にしない人もいると思います。

 

後者の方が圧倒的に多い。

 

がしかし、単位を誤って使っている人、実は多いです。

論文を書くような研究者、学者さんでも、です。

 

「kDa(キロダルトン)」

を目にしたことがある人、やや興味ある人はこの先読んでください。

マニアックです。(笑)

 

まず、「Da」の由来は何?

 

1924年に単位「Da」が提案されました。

dalton(ダルトン)さんという方の名前が由来です。

あと少しで100年くらいの歴史を持つ単位です。

今、2017年なので、93歳! ワオ!

 

でも、提案されても世の中に受け入れられるためには

「国際機関」に承認されないといけません。

 

実は、正式に定義を定めたのは、

2006年に発行された

国際単位系(SI)国際文書第8版によってであって、すごく最近なのです。

何でなんでしょう??

正直、筆者には明確な原因は分かりません。

 

なので、筆者、考えました。

 

  1. 実はダルトンさんが周りに好かれてなかった?…なわけないか。
  2. 国際機関がDaを知らなかった…なわけない。
  3. 分子量そのものが曖昧で、定義しにくい…ひらめき!

 

多分、3です。

これまで、いろんな学会や学術誌、用語集により定義されていましたが、

不統一で割と混乱していた模様です。

 

だから。まとめるのに時間がかかったというのが濃厚でしょう。

 

分子は原子から成り立っています。

勿論、原子量という言葉もあります。

この原子量が、同位体存在比の精度が変動するため(←難しいです)

原子量の値や精度も変動します。

 

ざっくりまとめますと、

分子量および原子量はややこしい、扱いづらい。

 

だから、国際機関的には、

あいつめんどいし、ひとまずハブろうと,,,

 

切ない><

さて、実用編に移ります。

 

<kDaをつけなくて良いもの>

分子量

MW(Molecular Weight)

相対分子質量

Relative Molecular Mass

Mr

 

<kDaをつけて良いもの>

質量

Mass

Molecular Mass

M

 

論文のデータでSDS-PAGEを載せるときよくミスが多発します。

分子量と書いたら、kDaをつけるのは誤り。

(kやkDなどと書いたらそもそもダメです。)

 

 

なので、例挙げますと、

 

分子量  ・・・  以下数字のみ(単位なし)

か、

質量/kDa ・・・ 以下数字

 

とするのが正しいです。

 

以上、ダルトンにマニアック!でした。

 

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